Taste of Rotary
「陽転思考」 受容の精神で奉仕の心を
2024-2025年度のRI会長はアメリカ・ペンシルバニア州マクマリー・ロータリークラブ所属のステファニー A.アーチック氏です。テーマは「ロータリーのマジック」と発表され、「私たちは魔法の杖を振って呪文を唱えるだけでポリオを根絶したり、世界に平和をもたらしたりするわけではありません。それは皆さん次第です。プロジェクトを終えるたび、寄付するたび、新入会員を迎えるたびに、皆さんはマジック(魔法)を生み出すのです。」と語られています。
会員の積極性を引き出し、充実したクラブ体験を提供できれば、クラブはより強くより魅力的でより楽しいものになると述べられ、継続と変化のバランスを取り、平和のために活動するよう会員に促しました。また、クラブに望ましい変化をもたらす一つの方法は、多様性、公平さ、インクルージョンDEIの原則を取り入れることであると述べられております。
そして、本年度第2740地区ガバナー石坂和彦氏は、地区方針として「ロータリーの価値の再発見!!! ‐ロータリーを語り合おう‐ “一円融合” 世界中の国は一つの円の中にいる。お互いの違いを認め合い、受け入れ合い、尊重し合うことが、平和につながる」と発表されています。
地区運営方針は、
①風通しのよい地区運営の為に
②ロータリーの輪を広げる為に
③私達の学びを深める為に
④世界を意識する活動として
⑤会員皆様へのお願い
⑥未来のロータリーの為に
寄付目標
・ロータリー財団への年次寄付目標 1人平均150ドル
・米山記念奨学生への年次寄付目標1人平均16,000円
・ポリオプラス基金への年次寄付目標1人平均30ドル
とされています。
2020年初頭より世界的に流行した新型コロナウイルス感染症も昨年半ばに5類へ移行しましたが、実は本年の初め頃には第10波が押し寄せており感染者数は決して少なくはなかったということでした。マスク生活からは脱したもののこれまでの世界の経済状態、日本国内での生活様式の変化は目を見張るものがありました。コロナの期間中まともなロータリー奉仕活動ができなかったことも踏まえ、期間中の歴代会長が成しえなかった事業も考慮し、佐世保中央ロータリークラブらしさを前面に打ち出し、不可能を可能に置き換える気持ちを胸に奉仕活動に打ち込みたいと考えております。
Taste of Rotary
「陽転思考」 受容の精神で奉仕の心を
混沌としたここ僅か数年の事象に向き合い、暗を受け入れ陽に転ずる気持ちをもって奉仕に努める必要があります。そして、成しえなかったことがあるとするなら実現する方向へと取り組む姿勢が大事な時代に入っています。ロータリアンとしての大事なポイントは、「奉仕と向き合う心を持つこと」だと思います。奉仕事業を成功に導くことにより「Taste of Rotary」ロータリーを楽しめるものと確信しております。私自身、会長職としてリーダーシップを発揮できるのか、頼りない会長かもしれません。会員の皆様が佐世保中央ロータリークラブを好きならば、その好きなクラブの会長をどうか応援して下さい。1年間宜しくお願い申し上げます。
本年度佐世保中央ロータリークラブの活動目標は下記の通りです。
① 会員増強 60名【偏りのない親睦活動で会員増強と退会防止策を】
② 各奉仕事業の充実した活動と目標達成に向けて
・国際奉仕事業の改革提言 韓国釜山蓮山ロータリークラブへの公式訪問
・市民交流会の充実した改革
・青少年事業(旭川空港RCとコラボした
③ 多様性、公平さ、インクルージョンDEIを充てはめた奉仕活動
とさせていただきます。宜しくお願い申し上げます。
佐世保中央ロータリークラブ
第34代会長 八重野 一洋